「写真なんて、いつでも撮れると思っていた」
でも、気づいたときには——
夫はカメラを見なくなっていました。
さちこです。夫と姉の在宅介護を5年間続けてます。
認知症は、少しずつ、確実に変化していきます。
昨日と同じ今日が、ずっと続くわけではありません。
だからこそ思うのです。
「今の姿を残して下さい」と。
この記事では、介護中でも無理なく利用できる
出張撮影サービスの後悔しない選び方を解説します。
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私が出張撮影を頼んだ理由
アルバムを見返して気づいたこと
ある日、古いアルバムを見返していました。
懐かしい写真の中に、
若い頃の自分や、家族の姿はあるのに——
気づいたのです。
夫との写真が、ほとんど残っていないことに。
夫は無口で、少しシャイな性格でした。
人前で写真を撮るのが好きな人ではなく、
私と一緒に写ることを拒んでました。
「いつでも撮れる」
そう思って、後回しにしてきた結果でした。
でも——
今の夫は、あの頃の夫とは少し違います。
だからこそ、思いました。
「今、撮っておこう」と。
上手く笑えなくてもいい。
視線が合わなくてもいい。
それでも、今ここにいる夫との時間を、
ちゃんと残しておきたいと思ったのです。
外出が難しいから諦めかけていました
ただ、夫は認知症です。
外出は思っている以上に難しく、
ちょっとした移動でも大きな負担になります。
- 慣れない場所で不安になる
- 長時間の移動ができない
- 予定通りに動けないこともある
「やっぱり写真は無理かもしれない」
そう思いかけていました。
でも——
インターネットで調べて見つけたのが、
自宅まで来てくれる“出張撮影サービス”でした。
わざわざ外に出なくてもいい。
いつもの家で、そのままの姿を撮ってもらえる。
それなら、夫にも負担が少ないかもしれない。
そう思えた瞬間でした。
私が選んだのは「OurPhoto」でした
いくつかの出張撮影サービスを比較した中で、
私が選んだのは「OurPhoto(アワーフォト)」でした。
外出が難しい状況でも、
自宅や思い出の場所で、無理なく撮影できます。
| サービス一覧 | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| OurPhoto | 料金が安く、自宅撮影に強い | ★★★★★ |
| fotowa | カメラマン数が多く予約しやすい | ★★★★☆ |
| ラブグラフ | 雰囲気の良い写真が得意 | ★★★★☆ |
OurPhoto(アワーフォト)とは
OurPhoto
OurPhotoは、フォトグラファーが指定した場所まで来てくれる
出張撮影サービスです。
- 自宅・公園・思い出の場所など、好きな場所で撮影できる
- 撮影時間は約50分
- 30枚以上の写真データがもらえる
- 料金は11,000円(税込)〜と撮影サービスでは安い
スタジオのように構えた撮影ではなく、
日常の延長のような自然な写真を残せるのが特徴です。
特に、
- 外出が難しい方
- 高齢の家族と一緒に撮りたい方
- 自宅で撮れるので安心
には、とても相性の良いサービスだと感じました。
なぜ「OurPhoto」を選んだのか
理由は、とてもシンプルです。
- 自宅まで来てくれる
- 料金が分かりやすく、追加費用がほとんどない
- カメラマンを事前に選べる
- 口コミや写真の雰囲気を確認できる
特に大きかったのは、
「この人なら安心して任せられそう」と思えるカメラマンを選べたことでした。
認知症の夫にとって、
知らない人との時間は不安になりやすいものです。
だからこそ、技術だけでなく、
人柄が伝わることがとても重要でした。
写真の上手さだけではなく、
「やさしく寄り添ってくれそうか」
それを基準に選べたのが、
OurPhotoを選んだ決め手でした。
実際に利用してみて感じたこと
結論から言うと、
思っていた以上に、自然な時間でした。
撮影というよりも、
いつもの日常の延長のような空気でした。
気さくで接しやすいプロのカメラマン
カメラマンの方は、無理に笑わせたりせず、
会話の流れを大切にしながら、ゆっくりと距離を縮めてくれました。
夫も最初は少し戸惑っていましたが、
時間が経つにつれて落ち着き、自然に過ごしていました。
気づけば、カメラを意識することもなく、
いつものような時間が流れていたのです。
やはりプロのカメラマンに頼んで正解でした。
撮影場所は夫のお気に入りの場所
撮影当日は夫のゴルフ仲間が駆けつけてくれてました。
場所は、夫がよく座っていたテラスのテーブル席。
たばこを吸いながら、ぼんやり過ごすのが好きだった、
あのお気に入りの場所でした。
そして——
久しぶりに、夫のやわらかい表情を見ることができました。
「お願いしてよかった」
そう心から思えた瞬間でした。
50分の撮影時間があっという間に過ぎました。
もし迷っているなら、
“今の時間”を残すつもりで
考えてみてもいいのかもしれません。
夫の介護をしていた当時の心境
正直、夫を嫌いになったこともあります。
介護をしていると、きれいごとでは済みません。
何度もイライラして、
「もう無理」と思った日もありました。
——それでも。
ふとした瞬間に見せる表情や、
昔と変わらない仕草を見ると、
イライラした自分が嫌になることもありました。
無口な夫が、ずっと支えてくれていた
家庭がつらい時期もありました。
それでも夫は、愚痴をこぼすことなく、
ただ黙って、そばにいてくれました。
あの時は当たり前だと思っていたけれど、
私も、支えられていたのだと。
今になって分かります。
高齢の家族と写真を撮りたい人のためのFAQ
- Q写真を嫌がる場合どうすればいい?
- A
対策はこちら。
- 「記念」ではなく「日常の一枚」と伝える
- 撮影を意識させない
- 短時間で終わらせる
プレッシャーを減らすことが重要です。
- Q認知症の家族でも写真は撮れる?
- A
もちろん可能です。
- 落ち着いている時間を選ぶ
- 知っている場所で撮る
- 無理にポーズを取らせない
「記憶」よりも、今この瞬間を残すことに価値があります。
- Q笑顔の写真を撮るコツは?
- A
無理に「笑って」はNGです。
- 会話しながら撮る
- 思い出話をする
- 孫やペットと一緒に撮る
感情が動いた瞬間=自然な笑顔です。
- Q高齢の家族と写真を撮るベストなタイミングは?
- A
おすすめは以下です。
- 体調が良い日
- 午前〜昼(疲れにくい)
- 食後などリラックスしている時間
「特別な日」よりも、普段の自然な瞬間が一番良い写真になります。
- Qスマホでもきれいに撮れますか?
- A
十分きれいに撮れます。
- 明るい場所で撮る
- 逆光を避ける
- 少し近づいて撮る
特別な機材より、光と距離が大事です。
- Q室内でうまく撮る方法は?
- A
ポイントはこちら。
- 窓の近くで撮る(自然光)
- 背景をシンプルにする
- フラッシュは使わない
柔らかい光=やさしい写真になります。
- Q写真を撮るときの服装はどうすればいい?
- A
- 落ち着いた色(白・ベージュなど)
- 派手すぎない柄
- 家族で色味を揃える
「きちんと」よりその人らしさが大切です。
- Q記念写真と日常写真どちらがいい?
- A
結論:両方大事ですが、
- 記念写真 → 節目に残る
- 日常写真 → 思い出として価値が高い
特に後から見返すと、日常の一枚が一番心に残ります。
- Q写真を残す方法は?
- A
- スマホ保存+クラウド
- フォトブック
- プリントして飾る
形に残すと、家族全員の思い出になります。
- Q後悔しないために今やるべきことは?
- A
- 「また今度」と思わない
- 1枚でもいいから今撮る
- 特別じゃなくていい
写真は未来の自分へのプレゼントです。
- Qプロに頼むべきタイミングは?
- A
- 還暦・米寿など節目
- 体調が安定しているうち
- 家族が揃うタイミング
一度はしっかり残す価値ありです。
- Q家族写真が苦手でも大丈夫?
- A
大丈夫です。
- 自然な会話の中で撮る
- 無理にポーズを取らない
- 短時間で終わる
大切なのは「上手な写真」ではなく
**「一緒に写っていること」**です。
まとめ|迷っているなら、今がタイミング
「もう少し元気になったら」
「もう少し落ち着いたら」
そう思っている間にも、時間は進みます。
今の姿を残せるのは、今だけです。
後悔しないために——
一度、出張撮影を検討してみてはいかがでしょうか。
言葉は少なくても、
そこに確かにあった時間を、形にしておきたい。
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