在宅介護の転倒防止に廊下へ手すりをDIY設置|費用2万円でできた安全対策

さちこです。夫と姉の在宅介護を5年間続けてます。
夫を介護していたころ、トイレへの動線がいつも気になっていました。
特に夜中が心配で、いつも心のどこかで不安がありました。

夫は認知症が進んでいましたが、「自分でできることは自分でやらせてあげたい」という私の思いもありました。

でも、もし転んでしまったら…という恐怖は常に付きまといます。

介護保険を使ってリフォームできる範囲は、他の部分に充てていたため、手すりの設置は自己負担で考えなければなりませんでした。

そこで、息子に手伝ってもらいDIYで設置することに決めました。

息子にDIYで在宅介護用手すりを設置してもらう

週末、息子が道具を持ってやってきました。

息子は壁にしっかり固定しながら、夫の腰の高さに合わせて手すりを取り付けてくれました。

作業中、私が横で「ああでもない、こうでもない」と言うと、息子は笑いながら調整してくれます。

手すりがついた瞬間、トイレまでの廊下が、ぐっと安心できる場所になった気がしました。

夫も手すりに掴まりながら、安定して歩くことができました。

在宅介護用手すりをDIYで設置するのに必要な道具と費用

1. 手すり本体

  • 木製手すり:5,000〜10,000円

    軽量で加工しやすいですが、耐荷重には注意が必要です。

  • 金属手すり(アルミ・ステンレス):1万円〜2万円

    高齢者が体重をかけても安心。滑りにくい樹脂加工されているタイプがおすすめです。

2. 固定金具・ブラケット

  • 壁や柱に手すりを固定するためのブラケット:500円〜1,500円/個
  • アンカーやネジ:数百円〜1,000円程度
  • 設置する箇所に応じて、2〜3セット必要

3. 工具

  • ドリルまたは電動ドライバー:1,000〜5,000円(家にあれば不要)
  • メジャー・水平器:1,000円前後
  • 鉛筆・マーカー:数百円
  • DIY経験が少ない場合は、ドリルとネジ回しをセットで揃えると安心

4. 安全・仕上げ用品(任意)

  • サンドペーパーや樹脂カバー:500円〜1,000円
  • 冬場は手が冷えやすいので滑り止め加工や樹脂コーティングもおすすめ

合計費用の目安

  • 簡単な木製手すり+ブラケット:約5,000〜1万円
  • 高耐荷重の金属手すり+固定金具+工具:約1万5,000〜2万5,000円
  • 複数箇所設置する場合は費用が倍増することもあります

わが家の場合は2万円ほどで済みました。

DIYで在宅介護用手すりを設置|費用と必要な道具と注意点

手すりはただ付ければよいわけではなく、使う人に合わせて安全と自立を両立する工夫が大切です。

  1. 壁の材質と厚さを確認する

    • 下地に固定できるかを必ず確認してください
    • 壁が石膏ボードだけの場合、ネジを打っても耐荷重が足りないことがあります
    • もし下地が無ければ、「壁補強プレート」や「下地探しツール」を使うと安全です

  2. 位置と高さの調整

    • 握りやすい高さ(腰の高さ前後)
    • 段差や動作に合わせて角度や長さを決める

  3. 固定と耐荷重

    • 壁や床にしっかり固定
    • 高齢者が体重をかけても耐えられる手すりを選ぶ

  4. 素材の工夫

    • 握りやすく滑りにくい樹脂やゴム加工
    • 冬場の手の冷えや滑りも考慮

  5. 手すりの連続性

    • 段差や廊下が複数ある場合は連続して手すりを配置
    • 空白があると手を放す必要があり危険

  6. 動線の確認

    • 手すり設置で通行が狭くならないか
    • 車椅子や歩行器使用も考慮

  7. 自立支援を意識

    • 介護する側が頼りすぎず、本人が自分で動ける位置に設置
    • 自分でできることは任せる

  8. 定期的なチェック

    • ネジの緩みや壁の損傷を確認
    • 高齢者は小さな緩みでも危険

介護保険で手すりを設置する場合の注意点と費用の目安

私が調べたときはこんな感じでした。

1. 上限は20万円まで

住宅改修費の補助は1人につき20万円までが支給対象です。手すり設置だけなら、費用は20万円以内で収まることが多いです。

2. 自己負担は1割〜2割

  • 原則、介護保険で支給されるのは費用の9割程度で、残り1割が自己負担
  • 所得によっては自己負担が2割になることもあります
  • 例えば、手すり取り付けの総費用が5万円なら、自己負担は5,000円〜1万円程度

3. 対象になる工事

  • トイレ、浴室、玄関、廊下など、転倒防止や自立支援が目的の場所
  • 手すりや段差解消スロープなどが補助対象

4. 注意点

  • 工事前に必ず申請しないと補助は出ません
  • 補助は原則、実際に工事した費用に応じて支給されます
  • DIYで自分で設置した場合は、介護保険の対象にならないことが多いです

日常での工夫

手すりがあるだけで、毎朝の支度が少し穏やかになりました。

介護は「安全」と「自立」のバランスが大切です。

手すりを設置したことで、転倒のリスクを減らしながら、夫が自分でできることは自分でやれる環境が整いました。

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