さちこです。夫と姉の在宅介護を5年間続けてます。
朝、まだ少し寒さが残るキッチンで、夫の薬を並べながらため息をつきました。認知症と診断されたばかりの頃、私は薬の管理で何度も失敗してしまい、涙が出そうになった日もあります。
うっかり忘れた朝の出来事
ある日のことです。朝食前に薬をチェックしていたはずなのに、昼用の薬をテーブルに置き忘れてしまいました。夫が「大丈夫?」と不安そうに見つめると、私は胸がぎゅっと痛み、思わず涙をこらえました。
その日以来、私は自分を責めるだけでなく、「どうやったら失敗しないか」を真剣に考え始めました。薬は夫の体調に直結する大事なもの。軽い気持ちでは済まされない、と痛感した瞬間です。
私が助けられた工夫
毎日の服薬管理で、私はいくつか工夫しました。まず、曜日と時間ごとに分かれたピルケースを使うようにしたことです。セットを間違えたり、忘れたりする回数がぐっと減りました。
それから、スマホでアラームを設定して、薬の時間になると知らせてもらうようにしました。キッチンと居間の両方に置いて、見逃さないようにしています。
さらに、薬カレンダーを冷蔵庫に貼って、今日の服薬状況を自分でも家族でも一目で確認できるようにしました。こうした小さな工夫で、少しずつ安心して管理できるようになったんです。
失敗しても落ち込まない心がけ
もちろん、失敗する日もあります。でも大切なのは、「どう改善するか」を考えることです。夫の体調に合わせ、無理なく続けられる方法を探すこと。それが、何より安心につながります。
読者の皆さんへ
服薬管理で失敗するのは、決してあなたのせいではありません。大事なのは少しずつ改善して、自分と大切な人が安心できる方法を見つけることです。小さな工夫や毎日の習慣で、介護の毎日を少しラクに、そして安全に過ごしてほしいと願っています。
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