さちこです。夫と姉の在宅介護を5年間続けてます。
在宅介護をしていると、夜中に家の中を歩き回ったり、外に出ようとしたりする高齢者の行動に悩むことがあります。
こうした行動は一般的に徘徊(はいかい)と呼ばれます。
徘徊は意味のない行動に見えることがありますが、実際には高齢者なりの理由があることが多いです。
ここでは、夜中に徘徊してしまう主な原因を紹介します。
1. 認知症の影響
認知症になると、時間や場所の感覚がわかりにくくなることがあります。
- 今が夜だとわからない
- 自分の家がわからなくなる
- 昔住んでいた家に帰ろうとする
そのため、家の中や外を歩き回る行動が見られることがあります。
2. 昼夜逆転
高齢者は生活リズムが乱れやすく、昼夜逆転が起きることがあります。
- 昼間に長時間寝てしまう
- 夜になると目が覚めてしまう
その結果、夜中に活動してしまい、家の中を歩き回ることがあります。
3. トイレに行きたい
夜間頻尿などの影響で、夜中に何度もトイレに行きたくなる高齢者もいます。
トイレの場所がわからなかったり、間に合わないと感じたりすると、家の中を歩き回ることがあります。
4. 不安や落ち着かなさ
夜になると不安が強くなる高齢者もいます。
- 家族がいないと感じる
- どこにいるのかわからなくなる
こうした不安から、落ち着かずに歩き回ることがあります。
5. 昔の生活習慣
高齢者の中には、昔の生活習慣が記憶として残っている場合があります。
- 仕事に行かなければと思う
- 家に帰らなければと感じる
そのため、夜でも外に出ようとすることがあります。
在宅介護でできる対策
夜間の徘徊がある場合、次のような対策が役立つことがあります。
- 玄関や廊下にセンサーライトを設置する
- 見守りカメラやセンサーを設置する
- 昼間の活動量を増やす
- トイレの場所をわかりやすくする
環境を整えることで、徘徊が減ることもあります。
夜中の徘徊に関するよくある質問(Q&A)
Q. 高齢者の徘徊はどう対処すればいい?
高齢者の徘徊がある場合、まず大切なのは無理に止めようとしないことです。
強く制止すると、不安や混乱が強くなり、かえって興奮してしまうことがあります。
在宅介護では次のような対策がよく行われます。
- 玄関や廊下にセンサーライトを設置する
- ドアセンサーや見守りカメラを設置する
- 昼間の活動量を増やす
- トイレの場所をわかりやすくする
- 危険な場所に行けないよう環境を整える
また、家族だけで対応するのが難しい場合は、
地域包括支援センターや介護サービスに相談することも大切です。
Q. 高齢者はなぜ徘徊してしまうのですか?
徘徊の多くは意味のない行動ではなく、本人なりの理由があることが多いです。
- トイレに行きたい
- 家族を探している
- 外に出たい
- 昔の習慣で動いている
徘徊は在宅介護ではよくある悩みですが、環境を整えることで負担を減らすことができます。
Q. 徘徊を防ぐ方法はありますか?
高齢者の徘徊は完全に防ぐことが難しい場合もありますが、生活環境を整えることで回数を減らせることがあります。
Q. 夜中に家の外へ出てしまわないか心配です
昼間に適度な運動や活動を増やして生活リズムを整えることで、
夜の徘徊が減ることもあります。
Q. 交通事故や道に迷って帰れなくならないか心配です
高齢者の徘徊で家族が特に心配するのが、外に出たまま帰れなくなってしまうことです。
認知症が進むと、慣れている場所でも道が分からなくなることがあります。
そのため、外に出てしまった場合でも早く見つけられるような対策を考えておくことが大切です。
- 名前や連絡先を書いた見守りカードを持ってもらう
- 服や靴に連絡先タグをつける
- GPS見守りサービスを利用する
- 近所の人に状況を伝えておく
- 地域の見守りネットワークに登録する
また、自治体によっては認知症高齢者の見守りサービスや
行方不明時の捜索支援を行っている場合もあります。
万が一に備えて、地域の支援制度を確認しておくと安心です。
まとめ
高齢者が夜中に徘徊する主な理由は次の通りです。
- 認知症の影響
- 昼夜逆転
- トイレの問題
- 不安や混乱
- 昔の生活習慣
徘徊は高齢者の意思や体調が関係していることが多いため、原因を理解して環境を整えることが大切です。
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