大人用オムツの種類と選び方|パンツ・テープ・尿取りパッドの違いをわかりやすく解説

さちこです。夫と姉の在宅介護を5年間続けてきました。

介護を始めたばかりの頃、特に困ったのが「介護用オムツの選び方」です。
種類がとても多く、パンツタイプやテープタイプ、尿取りパッドなど、どれを選べばいいのか迷ってしまいました。

しかもオムツは毎日使うものなので、費用も気になります。
吸収力や使いやすさ、漏れにくさなども考えながら、介護する人の状態に合わせて選ぶ必要があります。

さらに、昼と夜で使い分けたり、体型に合ったサイズを選んだりと、気をつけるポイントが多いと感じました。

この記事では、実際の在宅介護の経験をもとに、介護用オムツの種類や特徴、失敗しない選び方についてわかりやすく紹介します。※この記事はアフィリエイトリンク(PR)を含みます。

介護用オムツの種類と選び方

介護用オムツの種別一覧表(パンツ・テープ・尿取りパッド)

介護用オムツは種類によって特徴や使う人が異なります。以下の表で違いを比較できます。

種類をクリックで記事内の該当箇所にジャンプします。

種類 特徴 選び方 吸収力 価格目安(1枚)
パンツタイプ 下着のように履くタイプ ・自分で歩ける

・トイレに行ける

・軽い尿もれ

低~中程度 約80〜150円
テープタイプ 横のテープで固定するタイプ ・寝たきり

・介助が必要

・トイレに行けない

高い 約100〜200円
尿取りパッド オムツの中に入れる吸収パッド ・失禁量が多い人 高い※本体と併用 約20〜70円

介護別おすすめの介護用オムツ

介護される人の状態によって、適した介護用オムツの種類は異なります。代表的な組み合わせを以下の表で紹介します。

本人 おすすめの組み合わせ
軽い尿漏れ パンツタイプ
失禁がある パンツタイプ + 尿取りパッド
寝たきり テープタイプ + 尿取りパッド
夜だけ失禁 パンツタイプ + 尿取りパッド

パンツタイプの特徴(介護用オムツ)

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パンツタイプの介護用オムツは、下着のように履くことができる構造になっているのが特徴です。 

そのため、自分で歩ける高齢者やトイレに行くことができる人でも使いやすく、
「リハビリパンツ」と呼ばれることもあります。

  • 普通のパンツと同じように上げ下げできる
  • 軽い尿もれから中程度の失禁まで対応
  • 自立した生活を維持したい人向け

介護施設や在宅介護でも広く使われており、
特に「まだ歩ける高齢者」に向いているオムツです。

パンツタイプのメリット

下着に近い感覚

パンツタイプの最大のメリットは、下着に近い感覚で使えることです。
見た目や使用感が通常の下着に近いため、オムツを使うことに抵抗がある高齢者でも受け入れやすい傾向があります。

排泄の自立

また、自分で上げ下げができるため、トイレに行く動作を妨げません。
排泄の自立を維持しやすく、リハビリ中の高齢者にも適しています。

介護負担を減らせる

介護する側にとっても、着替えの手間が少ない点がメリットです。
寝たきりでない場合は、本人が自分で交換できることもあり、
介護負担を減らすことにつながります。

さらに、外出時にも使いやすく、
旅行や買い物、デイサービスなどの場面でも安心して利用できます。

通気性が良く蒸れにくい

最近の製品は薄型でも吸収力が高く、
通気性が良い素材が使われているため、蒸れにくく肌トラブルが起きにくいのも特徴です。

パンツタイプのデメリット

寝たままの交換は不向き

パンツタイプのデメリットとしてまず挙げられるのは、
寝たまま交換することが難しい点です。

テープタイプのオムツは横から装着できますが、
パンツタイプは足を通して履く必要があるため、
寝たきりの人や体を動かせない人には向いていません。

吸収力は劣る

また、吸収量には限界があるため、
排尿量が多い人や頻繁に失禁する人の場合は漏れてしまう可能性があります。
そのため、尿取りパッドと併用することが多くなります。

価格は高め

さらに、テープタイプと比べると価格がやや高く、
頻繁に交換する場合はコストがかさむこともあります。

重度の介護が必要な場合は、
パンツタイプよりもテープタイプのオムツのほうが適しているケースが多いです。

パンツタイプの使い方

  • 下着と同じように足を通す
  • ウエストまで引き上げる
  • フィットしているか確認する
  • 交換するときは脱ぐか横を破る

パンツタイプがおすすめな人

  • 自分で歩ける高齢者
  • トイレまで移動できる人
  • 軽い尿もれがある人
  • 介護をなるべく減らしたい家庭
  • 外出時に使いたい人

パンツタイプのサイズ目安

サイズ ウエスト目安
S 50〜70cm
M 60〜85cm
L 75〜100cm
LL 90〜125cm

介護用オムツのパンツタイプは、ウエストサイズに合わせて選ぶことが重要です。
サイズが合わないと尿漏れの原因になるため、以下のサイズ目安を参考に選びましょう。

初めてのパンツタイプ介護用オムツでも失敗しない!ライフリー・アテント・リフレなど人気5商品を徹底比較。
👉 介護用オムツ【パンツタイプ】おすすめ5選|失敗しない選び方と使い方

パンツタイプの代表的なおすすめ商品

テープタイプの特徴(介護用オムツ)

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テープタイプの介護用オムツは、左右にあるテープで固定する構造になっているオムツです。
一般的な赤ちゃん用オムツと同じ形状で、腰の部分をテープで止めて装着します。

  • 寝たままでも交換できる
  • 吸収力は高め
  • テープの調整で横漏れを防ぎやすい

テープタイプは単体で使うこともできますが、
多くの場合は尿取りパッドと併用して使用します。
パッドだけ交換することで、オムツの交換回数を減らすことができ、
介護の負担やコストを抑えることができます。

テープタイプのメリット

寝たまま交換できる

テープタイプの最大のメリットは、寝たまま交換できる点です。
寝たきりの人でも体を大きく動かす必要がなく、
介護者がスムーズに交換することができます。

漏れにくい

また、テープで固定する構造のため、
体にしっかりフィットさせることができ、漏れにくいのも特徴です。
排尿量が多い場合や夜間の長時間使用でも安心して使うことができます。

吸収量が多い

吸収量が多い商品が多いため、
頻繁に交換できない場面でも対応しやすい点もメリットです。
夜間介護の負担軽減にもつながります。

尿取りパッドと組み合わせられる

さらに、尿取りパッドと組み合わせて使うことで、
パッドだけを交換する運用が可能になります。
これにより、オムツ本体の交換回数を減らすことができ、
コストを抑えることにもつながります。

介護施設や病院でも広く使われており、
重度の介護が必要な人に適したオムツといえます。

テープタイプのデメリット

介助が必要

テープタイプのデメリットとしてまず挙げられるのは、
基本的に介助が必要になる点です。
自分で装着することが難しいため、
介護者が交換作業を行う必要があります。

動きにくい

また、歩ける人が使う場合には動きにくく、
ずれやすくなることがあります。
そのため、歩行できる人にはパンツタイプのほうが適していることが多いです。

正しい装着方法

装着方法を間違えると、隙間ができて漏れの原因になることがあります。
テープの位置や締め具合を調整するなど、
正しい装着方法を覚える必要があります。

見た目・本人心理

さらに、パンツタイプに比べると見た目がオムツに近いため、
本人が心理的に抵抗を感じることもあります。

そのため、まだ自立している高齢者には向かない場合もあり、
身体状況に合わせてオムツの種類を選ぶことが重要です。

テープタイプの使い方

  • ベッドや布団の上で横向きになってもらう
  • 古いオムツを外し、陰部やお尻をきれいに拭く
  • 新しいテープタイプのオムツをお尻の下に差し込む
  • 仰向けに戻し、オムツの前側をお腹にかぶせる
  • テープを止めて隙間がないか確認する
  • 足回りのギャザーを立てて横漏れを防ぐ

テープタイプがおすすめの人

  • 寝たきりで自分で動くことが難しい人
  • 介助が必要な高齢者
  • 排尿量が多く、吸収力の高いオムツが必要な人
  • 夜間の交換回数を減らしたい人

テープタイプのサイズ目安

サイズ ウエストサイズ目安 対象者の目安
Sサイズ 50〜70cm 小柄な高齢者や細身の体型
Mサイズ 65〜85cm 標準体型の高齢者
Lサイズ 80〜105cm 体格がやや大きい人
LLサイズ 95〜125cm 体格の大きい人やゆったり使いたい場合

介護用オムツはサイズが合っていないと、尿漏れや肌トラブルの原因になります。
ウエストサイズだけでなく、太もも周りのフィット感も確認して選ぶことが大切です。

テープタイプ介護オムツの選び方や使い方を解説します。
👉 介護オムツ テープタイプおすすめ5選|寝たまま交換できる人気商品を比較

テープタイプの代表的なおすすめ商品

尿取りパッドの特徴(介護用)

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尿取りパッドは、介護用オムツの内側に入れて使用する吸収パッドです。
パンツタイプやテープタイプのオムツと組み合わせて使用することで、
排尿を効率よく吸収する役割があります。

  • パッドだけの交換でオムツ全体を交換する回数を減らせる。
  • オムツ本体のコストを抑えられる
  • 漏れや消臭効果を高められる

一般的な商品では2回分程度の吸収タイプから、
夜間でも安心な6回分以上吸収できるものまであり、
使用する人の排尿量や生活スタイルに合わせて選ぶことができます。

尿取りパッドのメリット

オムツ本体の交換頻度を減らせる

尿取りパッドの最大のメリットは、
オムツ本体を頻繁に交換しなくても済むことです。
排尿後はパッドだけを取り替えることで対応できるため、
介護の手間を減らすことができます。

オムツ本体のコストを抑えられる

また、コストを抑えられる点も大きなメリットです。
オムツ本体よりもパッドのほうが安いため、
パッドを中心に交換することで介護費用の節約につながります。

吸収量を選べる

吸収量の種類が豊富な点もメリットのひとつです。
日中は薄型タイプ、夜間は高吸収タイプなど、
時間帯や排尿量に応じて使い分けることができます。

オムツ本体と組み合わせて漏れ防止

さらに、パンツタイプやテープタイプと組み合わせて使用することで、
漏れ防止の効果を高めることができます。
特に排尿量が多い場合や夜間の長時間使用では、
パッドを併用することで安心感が高まります。

介護施設や病院でも広く使われており、
効率的な排泄ケアを行うための重要なアイテムとなっています。

尿取りパッドのデメリット

単体での使用は不可

尿取りパッドはオムツの補助用品のため、
基本的に単体では使用できません。
パンツタイプやテープタイプのオムツと併用する必要があります。

正しい装着方法

また、正しく装着しないとズレてしまい、
尿漏れの原因になることがあります。
特に体をよく動かす人の場合は、
パッドの位置がずれることもあるため注意が必要です。

適切な吸収量

パッドの吸収量が不足していると、
オムツまで尿が広がってしまい、
結局オムツ本体も交換しなければならない場合があります。
そのため、排尿量に合ったパッドを選ぶことが重要です。

通気性は悪化

さらに、パッドを重ねて使用すると通気性が悪くなり、
蒸れや肌トラブルの原因になることがあります。
基本的には1枚ずつ使用するのが適切です。

正しいサイズや吸収量を選び、
適切に交換することが快適な排泄ケアにつながります。

尿取りパッドの使い方

  • オムツの内側に尿取りパッドをセットする
  • パッドの吸収面が体の中心に来るように位置を調整する
  • ギャザー(立体部分)を立てて横漏れを防ぐ
  • 排尿後はパッドだけを交換する
  • 汚れが広がっている場合はオムツ本体も交換する

尿取りパッドがおすすめな人

  • オムツ交換の回数を減らしたい人
  • 介護費用をできるだけ抑えたい人
  • 夜間の尿漏れが心配な人
  • 排尿量が多く、オムツだけでは不安な人
  • 長時間交換できない状況がある人

尿取りパッドのサイズ・吸収量目安

タイプ 吸収回数目安 長さ目安 用途
軽度用パッド 約1〜2回分 約20〜30cm 軽い尿もれ、外出時
中吸収パッド 約2〜3回分 約30〜40cm 日中の使用
長時間用パッド 約3〜5回分 約40〜50cm 日中介護、排尿量が多い人
夜用パッド 約5〜7回分 約50〜60cm 夜間や長時間交換できない場合

尿取りパッドはサイズだけでなく、吸収回数で選ぶことが重要です。
排尿量が多い場合や夜間使用では、吸収量の多いタイプを選ぶことで
尿漏れを防ぐことができます。

介護で使う尿漏れパッドの選び方を分かりやすく解説。
👉 介護用尿漏れパッドの選び方|失敗しないポイントとおすすめ5選【高齢者向け】

尿取りパッドの代表的なおすすめ商品

よくある質問(介護用オムツ)

介護用オムツは1日に何回くらい交換しますか?

介護用オムツの交換回数は、一般的に1日3〜6回程度が目安とされています。
排尿量や失禁の頻度によって異なりますが、長時間同じオムツを使うと
肌トラブルの原因になるため、汚れた場合は早めに交換することが大切です。
尿取りパッドを併用することで、オムツ本体の交換回数を減らすこともできます。

介護オムツの交換回数が多くて大変な方へ。こちらの記事で交換回数を減らす方法を解説。
👉 介護オムツの交換回数を減らす方法|負担を減らすコツとおすすめ5選

パンツタイプとテープタイプはどちらが良いですか?

歩ける人やトイレに行ける人にはパンツタイプ、
寝たきりで介助が必要な人にはテープタイプがおすすめです。
パンツタイプは下着のように履けるため自立した生活を維持しやすく、
テープタイプは寝たまま交換できるため介護が必要な人に適しています。

尿取りパッドは必ず使う必要がありますか?

尿取りパッドは必須ではありませんが、併用することで吸収量を増やすことができます。
特に排尿量が多い場合や夜間の長時間使用では、パッドを併用することで
尿漏れを防ぎやすくなります。また、パッドだけ交換することで
オムツ本体の交換回数を減らし、介護の負担や費用を抑えることもできます。

介護用オムツのサイズはどうやって選べばいいですか?

介護用オムツはウエストサイズを基準に選びます。
サイズが合っていないと隙間ができて尿漏れの原因になるため、
ウエストサイズと太もも周りのフィット感を確認することが大切です。
迷った場合は小さめよりも、適度にフィットするサイズを選ぶと安心です。

介護用オムツの体型別の選び方、パンツ型とテープ型の違いまで詳しく解説。
👉 介護用オムツのサイズの選び方|失敗しないためのポイントを徹底解説

夜用の介護オムツは必要ですか?

夜間は交換回数が少なくなるため、吸収量の多い夜用オムツや
長時間用の尿取りパッドを使うと安心です。
夜間専用の高吸収パッドを使うことで、朝まで漏れにくくなり
介護する側の負担軽減にもつながります。

夜用オムツのメリットと使い分け方を徹底解説!
👉 介護オムツ 夜用のメリットと使い分け方|おすすめ5選で漏れ防止

介護オムツは男女で違いがありますか?

はい、違いがあります。

男性と女性では尿の出る位置や流れ方が異なるため、適したオムツの形状が変わります。

介護オムツの男女別の特徴や失敗しないポイントをわかりやすく紹介します。
👉 介護オムツ 男性・女性タイプ別の選び方|漏れないためのポイント解説

まとめ|介護用オムツは状態に合わせて選ぶことが大切

介護用オムツは、使用する人の身体状況や排尿量によって最適な種類が異なります。
パンツタイプ・テープタイプ・尿取りパッドにはそれぞれ特徴があるため、
介護される人の状態に合わせて選ぶことが大切です。

この記事のポイントを簡単にまとめると次の通りです。

  • 歩ける人や軽い尿もれには「パンツタイプ」
  • 寝たきりや介助が必要な場合は「テープタイプ」
  • 失禁量が多い場合は「尿取りパッド」を併用
  • 昼と夜で吸収量を使い分けると漏れを防ぎやすい
  • サイズが合わないと尿漏れや肌トラブルの原因になる

また、介護用オムツは毎日使うものなので、吸収力だけでなく
使いやすさやコストも考えながら選ぶことが重要です。
尿取りパッドを併用することで交換回数を減らし、
介護の負担や費用を抑えることもできます。

介護の状況は人それぞれ異なるため、最初は少量パックなどで試しながら、
本人に合ったオムツを見つけていくのがおすすめです。

介護用オムツを上手に選ぶことで、介護する側の負担を減らしながら、
介護される人も快適に過ごすことができます。

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